Q: |
狭心症あるいは心筋梗塞で手術が必要なケースはあるのですか? |
A: |
年間約300症例、750病変の治療の経験から、当院ではバイパス手術が必要と感じた患者さんはいませんでした。
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Q: |
最新の心筋シンチやCTなどの画像診断で本当に狭心症はわかるのですか? |
A: |
ある程度の診断はできますが100%の信頼性はありません。
心臓の病気は見落としが一番怖いので、当院では100%信頼性のあるカテーテル検査で確定診断をしています。
カテーテル検査は、現在では合併症も極めて少なく約10分程度で終了し、安静もほとんど必要ありません。
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Q: |
心臓カテーテル検査や冠動脈拡張術(バルーン、ステントなど)はどこから検査、治療するのですか? |
A: |
当院では約90%の患者さんは手首の動脈から検査、治療を行っております。
したがって検査及び術後のベット上安静は短時間ですみます。
その他の患者さんでは肘の動脈から行っております。この場合でも安静は同じです。
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Q: |
複数の搾取がある場合の冠動脈拡張術は1回の治療ですみますか? |
A: |
冠動脈は入り口が左右に分かれているため、右と左の冠動脈に搾取がある場合には、原則的には2回に分けて行います。
希望に応じて可能であれば1回で行うこともあります。
左あるいは右冠動脈のみに複数の搾取がある場合は1回で終了します。
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